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心地よい布団のぬくもりの中からなかなか抜け出せない今日この頃。日中ですら外出がおっくうになる。これから、桧原湖が全面結氷し厳寒期の風物詩ともいえる『氷上のわかさぎ釣り』がシーズンを迎える。 わかさぎは、成魚でもたかだか10センチ前後の小魚にすぎない。
従って、普段、大物を相手とする釣り人からすれば、" 引き味" という面での物足りなさは決して否定することはできない。
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しかしながら、『たかが小魚相手に…』とバカにするなかれ。 " 繊細な釣り"
とはまさにわかさぎ釣りの代名詞といっても過言ではなく、穂先を通し数々の微妙なアタリで我々釣り人に挑戦状せ叩き付けてくる小さなツワモノなのだ。
もはや極微ともいえるアタリとの駆け引きこそが氷上のわかさぎ釣りの醍醐味であり、物足りない引き味を必ずやカバーしてくれるはず。
また、厳寒の大自然の中にドッブリと漬かっ ての独特の趣も、魅力のひとつといえるだろうか。ちょっとした氷上の穴釣りのレェクレーションで楽しむなら特別必要なものは氷に穴をあけるアイスドリルと暖をとるためのヒーター、それと穴の氷をすくうアミだけ。
子供も女性でも楽しめる簡単な釣りだがわかさぎは奥が深い。
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2月末は、水量の変化により、岸よりにはクラックが入り、部分的に氷が薄く水が浮き始めるところがあります。
こういった場所には近づかないことが安全ですがうっすらと雪が積もったりすると見えない場合もありますので十分に注意して氷上に上がってください。 |
除雪作業がない日
下記看板の指定された場所だけ駐車可能となるところもあります。通行する車の迷惑にならないようにマナーを守って駐車してください。
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各ポイントごとにゴミ箱と簡易トイレが設置されています。
トイレは大体8箇所ほど設置されているようです。女性も安心です。
氷上に上がる前にご利用ください。
マナーは自分で気づいて行動すること アウトドアでは自分の出したゴミの持ち帰りは基本です。どうしても持ち帰れない場合は鳥や動物などに喰い荒らされて散らからないようにゴミの収集場所をご利用願います。
路上駐車やゴミの散乱で地域住民とのトラブルが発生し、釣りが楽しめなくなったダム湖もあるようです。
わかさぎ釣りでも一人一人が気遣い自然を汚さないように心がかけてほしい。マナーは気づいて行動すれば変わると思います。
桧原湖でバス釣りをされる方々は、ボランティアでゴミ拾いを行ってもいます。 |
 道路の脇はこんなに雪が・・・。 |
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バック写真(穴から出てくるわかさぎ)は、息子(当時5歳)に釣り上げられたわかさぎです。
東日本のフィッシングマガジン(株)関西廣済堂東日本支社の許諾を得て下記特集記事をweb紹介しています。
毎月10日発売 東北のフィッシングマガジン
■「自然倶楽部」 96年2月号
特集「1尾でも多く釣るための氷上のわかさぎ・ハイテクニック」安藤孝義(さんぺい釣具本宮店)
■「自然倶楽部」 97年2月号
「福島・羽鳥湖の氷上わかさぎ釣りパーフェクトテクニック」坂本良雄(あぶくま釣友会)
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ちょっとわかさぎでウンチク
命名
鮖、公魚、若鷺などの字を「わかさぎ」に当てているが、いずれも呼名の語意を表わしていない。「わかさぎ」には「ワカ=幼い・清新」と「サギ=細魚・小魚」の合成語であり、その語意は「清新な小魚」ということ。公魚の由来は霞ケ浦、北浦の一部を治めていた麻生藩が
将軍家斉公(徳川 11代目)に年貢として治めたことから公儀御用の魚、つまり「公魚」と呼ばれた。
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わかさぎ
英名 Japanese Smelt, Pond Smelt
サケ目キュウリウオ科わかさぎ属わかさぎ
仲間にはイシカリわかさぎ、キュウリウオ(新鮮なうちキュウリに似た香りを放つ)、シシャモなど。
チカ・・北海道から東北の沿岸を回遊する。わかさぎとよく似た形をしているがわかさぎより腹ビレがやや後方にあること、歯の数が少ない点が異なる。 |
全国各地でさまざまな名がついている。主な産地での呼名は、
・チカ(北海道・東北)
近縁種ながら別種のチカと混称。
・サイチカ(群馬)
サイは氷柱、流氷。カチは徒歩の意味で氷が川を流れるころ遡行してくる魚。
・マハヤ(千葉)
体系がハヤに似て しかも高級魚であることから。
・スズメウオ(千葉・静岡)
細小な動物で群集性のある動物を「スズメ」と呼ぶ。
・サクラウオ(茨城)
常州 桜川に桜の咲く頃よく獲れた。
・ソメグリ(北陸)
産卵期だけ遡河することから「磯巡り」の意味。
・アマサギ(島根・石川・福岡)
「アマ」味が良い、「サギ」小魚。
・キキンウオ(松江)
夏の冷害で飢饉の年に多産する。冷水性の魚を現している。
外形
背の部分に黄色いスジが走っており、腹にかけては銀白色で体は細長くスマートで姿優しく美しい魚である。ウロコが体全体をおおい、はがれ易いのが特徴。特に流通段階ではウロコはほとんどなくなっているため、ウロコの無い魚と思われる。背ビレの後方に脂ビレがあり、これがサケの仲間である証拠。体長15〜20cm余りに成長する。
分布
太平洋岸では茨城県(霞ケ浦)以北、日本海岸では島根県(宍道湖)以北大昔は海産魚であったが、陸封されて淡水性となり、いまでは淡水魚扱いにされている。しかし
その昔の名残りであろうか汽水湖(淡水と海水がまじる所)にも棲息しており、その代表が宍道湖、涸沼(ヒヲマ 茨城)、八郎潟、三方湖など。
つい最近までは北浦や霞ケ浦も汽水湖だったが、利根川河口堰のため純淡水化してしまった。わかさぎの卵は非常に丈夫で移植が容易なことから、淡水湖への移植ですっかり「淡水のわかさぎ」となってしまった。既来
寒水系の魚でありながら適応能力があり、棲息水温は0〜30℃での生活が可能である
生殖
生殖腺(卵巣・精巣)は左右一対でほとんどの魚の生殖腺は左右の大きさが同じであるが、わかさぎの生殖腺は左側の卵巣が著しく大きく、右側が極めて小さい。
性比はオスの方が多く、北方系になるとさらに多くなる。産卵は1〜4月で400〜25000粒とかなり差が認められる。
成長
卵は粘着性で川では川底の小石に、湖沼では水草に産み付ける。卵は非常に変化に対応しうる能力をもつため、人工増殖による移植放流が行われた。約1ヶ月で孵化し、プランクトンや水生昆虫を食べて、満一年で成熟する。産卵後の多くは死ぬが、北海道では2歳以上の魚も珍しくはない。
生鮮・加工・流通
秋から冬にかけては鮮魚でも流通、年間を通じては冷凍物で、その中には輸入物(特にフライ用)も含まれている。北海道・東北地方では海産のチカも時々わかさぎと称して流通している。
EPA.DHAがたっふり
わかさぎの脂肪酸組成は淡水魚にもかかわらず、多価不飽和脂肪酸が多い。不飽和脂肪酸の中でもEPAやDHAの占める割合は大きい。淡水魚でDHAの占める割合がオレイン酸より多いのも珍しい。
骨も軟らかいので丸ごと食べれ、カルシュウム補給にもなる健康食品としての価値は高い。
淡白な味
わかさぎのタンパク質は17%で他の魚よりも少ない。構成アミノ酸の中でも著しく多かったり少なかったりするものも無い。旨味も白身と近いが、脂肪含有量が3%以下という少なさから、さっぱりとした味をかもし出してくれている。
骨ごと食べれるのでカルシウム、鉄分、リン、ミネラルなどの無機質の補給源に。ビタミンB1、B2を含む。
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| 旬マガ「旬の食材図鑑」 「日本の旬 魚のお話(その34) 公魚(わかさぎ)」を引用。 |
日本のわかさぎは1902年Jordan&Snyderによって、北米やヨーロッパに生息するわかさぎと同一種として紹介され日本には1種だけが分布していると考えられていた。
その後、1961年に浜田博士が北海道石狩古川に生息する個体群をわかさぎの別種としイシカリわかさぎと命名し、日本には2種類のわかさぎが生息することが分かりました。
その後、カナダのMcAllister(1963)により、石狩に生息しているイシカリわかさぎは北米、ヨ−ロッパに生息しているわかさぎと同一種であり、石狩以外の日本に生息しているいわゆるわかさぎが日本固有種であることが分かり今日に至っています。
浜田博士が発見したイシカリわかさぎは、石狩川と渚滑川、洞爺湖などで確認されています。
外見でわかる違いは、
腹鰭が背鰭の真下であること。
ふつうのわかさぎに比べて目から口までの長さが短かい。
口も小さい。
体の内部構造も少し違う。(お腹にあるうきぶくろの位置)
キュウリウオ科の仲間
キュウリウオ科の魚は、世界で約13種が知られている。そのうち国内に分布するものは、わかさぎとチカのほかに以下の5種がある。
- シシャモ
尾鰭(おびれ)の輪郭が丸みを帯びる。側線は体の前方だけにある。鱗の枚数は59〜70枚。北海道沿岸のみに分布。
- カラフトシシャモ
尾鰭の輪郭が丸みを帯びる。側線は体の前方から尾鰭の付け根まである。鱗は非常に細かく170〜220枚。北極を中心とした寒帯の浅海に分布。北海道にも分布するが、国内で流通するものは輸入品。
- キュウリウオ
尾鰭の輪郭が角張る。側線は体の前方だけにある。口が大きく、上あごの後端は眼の後ろに達する。北海道以北、アラスカ、カナダ東西両岸まで分布。
- イシカリわかさぎ
わかさぎに似るが、鱗が少なく51〜60枚。脂鰭の基底の長さは眼径と同じか長い(わかさぎは短い)。北海道以北、アラスカ、カナダ西岸まで分布。
- チシマわかさぎ
わかさぎに似るが、眼が大きい。千島列島南部に分布。
わかさぎの生態
氷の下の暗黒の中で餌である散在しているプランクトンを食べることは極めて非能率的です。
しかし、氷りに開けられた穴から陽光が集中的に投入されると、それまで分散していたプランクトン類はこの光に向かって集まってきます。このプランクトンを求めてわかさぎが集まり、穴から降ろされた釣り餌にわかさぎが飛びつくのです。
このようなわかさぎの生態を利用して穴釣りが行われているそうです。
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