| メスは20〜30個の卵を産むといわれていますが全てが成虫になるとは限りません。湿度管理のミスや病気などで死んでしまいます。 長い期間の管理が必要ですから、難しいでしょうががんばってみましょう。 幼虫は腐葉土をたくさん食べます。この時の栄養の与え方次第で成虫の大きさが変わります。 成虫になってからは、体は大きくなりません。さなぎになった時点で成虫の大きさがわかります。 樹液を真似た液体の餌も売っていますのでこれを混ぜてあげるのも良いかもしれません。 5月ごろにはさなぎ室を作り始めます。しばらくいじらないで置きましょう。6月には3回目の脱皮でさなぎになります。  | 幼虫の時の栄養次第でこんなにも大きさが違います。 シンボルの角の大きさだって悲しいくらい違うのです。 1年近い飼育です。立派な成虫にするためがんばりましょう。 | - 入れ物
親のカブトムシが死んだあとの飼育ケースにクヌギマット、クヌギのオガクズ、朽木を砕いたものなど(幼虫フードが販売されています)を混ぜて20センチ以上敷いてやります。これが餌でもあります。 ケースの大きさは、中で8匹、小で4匹が目安です。 クワガタの幼虫は1つのケースに1匹です。 クワガタの幼虫は喧嘩が好きです。多く入れてもほとんど死んでしまい強い1匹だけが残ります。 右の写真はオオクワガタですが1つのケースに複数入れていたため死んでしまいました。 |  | - 置き場所
自然環境では幼虫は土の中にいます。直射日光は避けてください。また、風通しを良くし、静かなところに置てください。(温度変化が少なく暗い場所がいいでしょう)飼育ケースをタオルでくるんでおく方法でも良いでしょう。 乾燥を防ぐためケースとふたの間に新聞紙やビニールをはさんで置くと管理もしやすくなります。呼吸用に小さな穴を数カ所あけておいてください。 - 餌
別に改まった餌というものは必要ありません。半分腐ったような朽木や腐葉土などの細かくなったものを沢山れておけば幼虫は穴を掘り動き回ります。これを食べながら成長します。  | これが幼虫の糞です。 大きさも形もヒマワリやスイカのタネのようです。 | 糞は表面に溜まってきます。これを取り除き腐葉土が減った分だけ、上に足してください。栄養価の高いマットを頻繁に交換してください。製材所のオガクズでは栄養が取れませんし、見た目は同じでも園芸店のものは化学肥料等が入ったものがあるので幼虫を殺すことにもなるので昆虫用のマットを使ってください。幼虫が成長になるまでに洗面器1つほどの量の腐葉土を食べます。 クヌギマットの湿り具合の管理ですが手で握り、形が崩れないのが良い状態です。形にならなかったり、細かく手にくっくようなら水分を調整して下さい。 オオクワガタ幼虫の飼育方法で添加剤による発酵マット飼育法があります。試していませんが同じ仲間ですからカブトムシも同じと思います。 添加剤はいろんなものが市販されていますが、マットを醗酵させるのが目的なので小麦粉で代用できます。 クヌギマットに小麦粉を混ぜることで微生物による分解がよりスムーズに行われ、幼虫がマットを消化吸収しやすくなることが知られています。発酵の調節が重要です。 - 世話
幼虫は素手で絶対に触らないでください。人間のバイ菌が幼虫を殺してしまうそうです。 あと、腐葉土が乾いてきたら霧吹き等で表面を色が変わる程度湿らせてください。湿りすぎると餌であるクヌギマットが早く腐ってしまいます。 甲虫類は成虫になってからは大きくなりません。幼虫の間に大きく育てれば成虫も大きくなります。 11月から3月は冬眠中なので餌は食べません。15℃以下で冬眠するそうです。湿度は保ってください。凍らせることもあるので注意してください。 年気温が25℃になるとさなぎになるための準備に入ります。さなぎは体を何千回もくねらせて形を作ります。さなぎ室は1度しか作れません。壊してしまうと上手に脱皮できなくなり、奇形になることもあります。 さなぎは餌は食べません。さなぎになって3週間で成虫になります。一番大事なときですから、いじらないでそっとしておきましょう。 さなぎ室で羽化しても羽が硬くなるまでカブトムシは地上には出てきません。  |  | さなぎ室を壊すと羽化が正常に出来ない。ツノが曲がったり、羽が変形したりします。 こんなカブトムシになったらかわいそうだね。 | 正常な羽化ができているもの。 でも、本来は黒くなるまで土の中にいます。 | |